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子育て 年齢別特徴 <4歳頃-1>

どうして教えてくれなかったの?発達過程<4歳児頃>

女の子の笑っている写真
 

「発達過程」という言葉をご存知ですか?子供の身体と心が、どのように育つのかを、大まかに示したものです。保育士などの資格取得の際には必ず勉強する科目です。
それでも、雑誌や育児所で見ることはなかなかありません。子供の成長は十人十色。もちろん、この通りには行きませんが、大まかな流れを把握することで、子育てに対する不安の解消、親の心のゆとりにつながります。是非「発達過程」を学び、子育てを楽しく、笑顔で過ごしましょう。


今回は4歳児頃の発達についてお伝えします
4歳児になると、身体は、ほぼ思ったように動かせるようになっています。そして、言葉も話せるようになると次は…どうなっていくのでしょうか?見ていきましょう。


【身体の発達】


この年齢の子供は一通りの動作はできるようになっています。それに加え、手先がさらに器用になり、紐を通したり、結んだり、ハサミを使えるようになります。また、遊びながら声をかけるなど2つの行動を同時に行えるようにもなります。


【自然への興味】


この時期の子どもは自然に興味を示します。水、砂、土、草花、虫、樹木などいう身近な自然と積極的に関わろうとします。泥団子作りや、花を摘んだり木の実を拾ったり、虫を取ったり、感覚を総動員して動植物の特性を知り、豊かな関わり方や、遊び方を体得していきます。これと同時に認識力や色彩感覚なども育んでいきます。


【想像力の広がり】


そして、3歳児頃のごっこ遊びからさらに想像力を拡げます。現実に体験したことと、絵本など想像の世界で見聞きしたことを重ね合わせたり、心が人だけではなく他の生き物や無生物にもあると信じたりします。
その中でイメージを膨らませ、物語を自分なりに作ったり、世界の不思議さや面白さを味わったりしながら遊びを発展させていきます。
そして、その想像力がさらに膨らむことにより、お化けを怖がってみたり、夢を怖がってみたり、一人取り残されることへの不安を感じたり、恐れの気持ちも体験します。



お化けを怖がる。そんな当たり前の事も、実は子どもが成長している立派な証拠でしたね。
どうでしたか?なんとなく知っている、イメージは出来る方でも、はっきりとテキストになっているのを見て安心した、や確信できた方もいるのではないでしょうか?
次回は4歳児頃のお子様の自我や社会性の特徴についてお伝えします。
「専門知識」である「発達過程」を学び、子育てを安全に健やかに、そして心に余裕を持って楽しみましょう。
 


 
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