コラム

ベビーシッター

父親として始めて気づいた、育児と仕事の両立の大変さ

父親として初めて気づいた、育児と仕事の両立の大変さ——ベビーシッターがもたらした変化


父親として始めて気がついた育児と仕事の両立の大変さ アイコン


ベビーシッターを利用するという選択肢について、正直なところ、私はずっと抵抗がありました。子どもを他人に預けるなんて、何となく自分の役割を放棄するような気がしていたからです。妻も「どうにか自分たちだけでやりくりできるから大丈夫だよ」と言ってくれていましたが、今振り返ると、あれはただ彼女が我慢していたんだなと思います。私自身も、仕事と子育てをきちんと両立しているつもりでいましたが、それは妻がほとんどの負担を背負っていたからこそ、成り立っていたことに気づいていませんでした。

そんな私がベビーシッターの利用を本気で考え始めたのは、ある出来事がきっかけでした。
 

<目次>
・妻の仕事が遅くなり、始めて感じた「育児の大変さ」
・反対していたベビーシッターを利用してみることに
・ベビーシッターを利用して感じた安心感
・子どもの成長をサポートしてくれるベビーシッターの存在
・夫婦仲が良りよくなった理由
・緊急時にも頼れる安心感
・まとめ



掃除機をかけているお父さん


妻の仕事が遅くなり、初めて感じた「育児の大変さ」

その日は、妻の仕事が急に長引き、私が一人で子どもを見なければならない状況になりました。普段は、妻が先に帰宅して子どもをお風呂に入れたり、夕食を用意してくれていましたが、その日はすべて私に任されることに。最初は「まあ、なんとかなるだろう」と軽く考えていましたが、実際に一人で子どもの世話をしてみると、その難しさを痛感しました。

まず、仕事を終えて疲れた状態で家に帰り、すぐに子どもの食事を準備する必要がありました。子どもはお腹が空いてぐずり始め、何を食べたいかもわからないまま、手当たり次第に冷蔵庫を探して、急いで夕食を作りました。しかし、その間に子どもはさらに不機嫌になり、食事を準備している最中にも何度も呼ばれ、その対応に追われていました。

ようやく食事が終わったと思ったら、今度はお風呂の時間です。お風呂に入れるのも一苦労で、なかなか言うことを聞いてくれず、服を脱ぐのを嫌がる子どもを説得するのに時間がかかりました。そんなやり取りの中で、どんどん私のエネルギーは尽きていきました。

その夜、子どもをようやく寝かしつけた後、ソファに座って一息ついた瞬間、疲れがどっと押し寄せました。「これを妻は毎日やっているのか」と、はっと気づいたんです。今まで、仕事から帰ると何も考えずに夕食ができていて、子どもはすでにお風呂に入っている。すべてがスムーズに進んでいたのは、妻が毎日この大変な作業をこなしてくれていたからだと、初めて実感しました。

 



育児しているお父さん

反対していたベビーシッターを利用してみることに

その夜、帰ってきた妻に対して「本当に毎日ありがとう」と、心から感謝の気持ちを伝えました。そして、これまでベビーシッターを利用することに反対していた自分が、いかに無理解だったかを痛感しました。仕事と育児の両立がどれだけ大変か、自分が体験して初めてわかったのです。

それから、妻と話し合い、二人の負担を少しでも軽減できるようにと、ベビーシッターを利用してみることにしました。最初は不安もありましたが、実際に利用してみて、その効果はすぐに実感できました。
 



働くお父さんの写真

ベビーシッターを利用して感じた安心感

ベビーシッターをお願いするようになってから、家事や育児に対する負担が大きく軽減されました。たとえば、仕事が長引いても、あの「早く家に帰らなければ」というプレッシャーから解放されました。ベビーシッターさんがいるおかげで、子どもが安全に楽しく過ごしているとわかっているので、仕事にも集中できるようになりました。

さらに、妻が仕事で遅くなる日も、私一人で子どもを全部見る必要がないので、心に余裕ができました。それによって、家に帰ってからも子どもと過ごす時間を心から楽しめるようになったんです。

以前は、家に帰るとすぐに家事や子どもの世話で疲れ果ててしまい、正直なところ、子どもと一緒に遊ぶ時間さえも「義務感」に近い感覚がありました。しかし、ベビーシッターさんに手伝ってもらえるようになったことで、自分の時間や気持ちの余裕ができ、その結果、家族との時間の質が格段に向上しました。
 



子どもとお父さんの写真

子どもの成長をサポートしてくれるベビーシッターの存在

ベビーシッターさんが子どもと接することで、子どもにとっても新しい刺激が増えました。普段は家族だけで過ごしていることが多かった子どもにとって、家族以外の大人との関わりは非常に貴重な経験です。特に、私たちがお願いしたベビーシッターさんは、子どもの性格や興味に合わせた遊びを提供してくれるため、毎回違った学びや発見があるようです。

たとえば、ある日、ベビーシッターさんが子どもに手作りの工作を教えてくれて、子どもがとても嬉しそうに「パパ、これ見て!」と誇らしげに見せてくれたことがありました。自分で何かを作り上げる楽しさを体験した子どもは、ますます自信をつけ、次の日にはまた違った工作に挑戦していました。こうした新しい体験を通じて、子どもがどんどん成長しているのを見守るのは、父親として本当に嬉しい瞬間です。


 



家族写真 

夫婦仲がより良くなった理由

ベビーシッターを利用するようになって、私たち夫婦の関係も大きく改善されました。これまでは、どうしても妻が家事や育児のほとんどを担っていたため、私に対して少し不満を抱えていたようです。今思えば、私がもっと早くその大変さに気づいて、サポートを申し出ていれば良かったと思います。

しかし、ベビーシッターを利用することで、妻の負担が減り、私自身も子育てにより積極的に関わるようになったことで、お互いに感謝の気持ちが自然と生まれるようになりました。特に、夫婦二人だけで過ごす時間を作ることができるようになったのは、私たちの関係にとって非常に大きな変化でした。

週末にベビーシッターさんにお願いして、二人でゆっくり食事に行く時間を作ったり、カフェでリラックスしながらおしゃべりしたりすることで、互いの気持ちを再確認し合うことができました。こうした小さなリフレッシュの時間が、家族全体の雰囲気をより良くしてくれているのを感じます。

緊急時にも頼れる安心感

もう一つ、ベビーシッターを利用することで得られた大きなメリットは、緊急時にも頼れる安心感です。仕事が突然忙しくなったり、体調を崩したりした時でも、ベビーシッターさんがいれば子どもを安心して預けることができるというのは、本当に心強いです。特に、普段からお願いしているベビーシッターさんだからこそ、子どもも慣れていて、親がいない時間もリラックスして過ごせるのが大きな利点です。

 

まとめ

ベビーシッターを利用する前は、育児や家事を「自分たちだけでやるべきだ」と思っていました。しかし、一度、妻の仕事が遅くなり、自分が一人で子育てを担当することになって、その大変さを痛感しました。それから、ベビーシッターの存在の大切さを知り、今では私たち家族にとってなくてはならない存在となっています。ベビーシッターを利用することで、家事や育児の負担が軽減され、家族全体がよりリラックスして過ごせるようになりました。夫婦の関係も改善され、子どもも新しい体験を通じて成長していく姿を見守れるのは、本当に幸せなことです。今、ベビーシッターを利用するか悩んでいる方がいれば、一度試してみることをおすすめします。きっと、家族全員にとってプラスの変化が訪れるはずです。


 


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