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子どもが泣き止まない時どうする?ベビーシッターに聞いた対処法
泣き止まない時はどうする?ベビーシッターに聞いた対処法
お腹が空いた?この服が着たかった?3歳ごろまでのお子さまにとって感情的に泣くことは大切なお仕事!でも、もう限界!!そんな気持ちになったこと、何度もありますよね。
今回はベテランベビーシッターに聞いた、お子さまを泣き止ませる対処法をご紹介します。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
<目次>
1歳のお子さまが泣いてしまう原因は?
1歳のお子さまが泣いてしまう時の対処法
2~3歳のお子さまが泣いてしまう原因は?
2~3歳のお子さまが泣いてしまう時の対処法
最後に
1歳のお子さまが泣いてしまう原因は?
1歳ごろのお子様は、急激に心と身体が発達するため、自分でできることが増えていきます。そして、より一層「自分でしたい!」という気持ちも増えていきます。しかし、まだまだ思うように身体が動かせない時期でもあります。「思ったようにできなくてむしゃくしゃしてしまう。」そしてその気持ちの収め方がわからず切り替えられない。そんなことが多いのではないかと思っています。
泣いてしまう時の対処法
・むしゃくしゃしている気持ちをまずは共感する。
むしゃくしゃしている気持ちを共感してあげましょう。「嫌だったねぇ〜」「難しかったねぇ〜」などど、まずは共感し目線を一緒にします。子どもはとても繊細なので、自分の気持ちを分かってくれただけで安心します。・興味を逸らす
「あつ!わんわんがいるよー!」「このお人形さんで遊ぼう!」「わーこの車かっこいいね!色塗ってあげようね!」などと、急に思いっきり別のものに興味を振ることもおすすめ。そして、新しいことを提案する時は、大人が楽しい気分で少しテンションを上げて進めることがポイント。大人の「楽しい」がお子さまに伝わり、気持ちが切り替わります。・外に行く
お散歩や外に行くだけでも、とても効果的です。風に当たるだけでも気分が切り替わるようです。どうしても外に行けない時には、窓を開けるだけでも効果あり。その時に見えた、花や雲などを指をさして話、興味を逸らすこともおすすめです。2~3歳のお子さまが泣いてしまう原因は?
頭を悩ますイヤイヤ期です。成長には必ず必要なイヤイヤ期ですが、1歳の時との大きな違いは「自我が芽生える」ことです。「できないから嫌」ではなく、「自分の思うようにならないから嫌」となるのがイヤイヤ期。そのため、自己主張も強くなります。時間に追われるお母さんには、辛いものですよね。泣いてしまう時の対処法
・まずは共感
ここでも大切なことは、共感です。自分でできたことに関しては盛大に褒めてあげる。そして、出来なかったことは「お手伝い」をしてあげて、自分でできるようにサポートしてあげることが大切です。そして出来たことに対して盛大に褒めましょう。物事が思うようにいかずに泣いてしまっている時は、その一歩手前の、出来たことを盛大に褒めてあげることも大切です。・どっしり構える
お子さまが泣き続けると、保護者もどうしてもいっぱいいっぱいになってしまします。その不穏な空気を察知しさらに子どもが泣き続けてしまうという悪循環に。「いつか泣き止むさ」ぐらいの大きな気持ちでどっしり構えることが大切です。・細かいことを気にしないようにする
また、細かいことを気にせず、服装が季節外れだったり、靴が逆だったりしても、大きな困りごとがないのであればそのままにしてあげることも大切です。自分で決めた!が大切な時期なのでどうしても保護者側が、我慢する必要が出てきます。・「いやー」に惑わされない。
この時期のお子さまは何もかもが嫌なので、保護者は何が嫌なのかわからなくなります。解決しようと思うと、保護者にゆとりがなくなってしまい、良くない流れにはまってしまいます。「そうなのね、嫌なのねー」と解決をせずに時には流すことも大切です。そのまま、離れたところから様子を見守り、本人が落ち着くのを待つことも大切です。・代替え案を出す
本人の意思を通せない時は、代わりのものを提案してみましょう。公園で遊びたい!→あそべない→その代わりお家で楽しい工作をしよう!など、代替え案を伝えることもいい案です。可能であれば、代替え案を2つ出し、選んでもらうようにすると、「自分で選んだ!」ことに納得し、ご機嫌になってくれることが多いです。「例えば公園でまだ遊びたい」という要望に対し、「遊びたいよね、でも。もう帰らないと行けない時間だから、最後に滑り台か、鉄棒をして帰ろう!どっちがいいかな?」と聞くというようなものです。最後に
子どもの成長に「泣く」は必要不可欠なことです。しかし、側でずっと対応していると、お母さんの気持ちが擦り切れてしまうことも。何より大切なのはお母さんの心のゆとりです。もう嫌だ!と思ってしまう前に、誰かにサポートしてもらうことも大切です。誰かに手伝ってもらいながら、楽しくゆとりのある子育てをしていきましょう。