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乳腺炎になったかも?症状と治療法、ならないために気をつけること

乳腺炎になったかも?症状と治療法、ならないために気をつけること

乳腺炎になったかも?症状と治療法、予防法までのアイコン
 
授乳している期間に3~4人に1人がなると言われている乳腺炎。できることならなりたくないですよね。ならないためには?なった時の症状は?治療法は?一つづつ見ていきましょう。

<目次>

乳腺炎ってなに?
乳腺炎の症状
乳腺炎の原因
乳腺炎治療法
乳腺炎予防方法

乳腺炎って何?

乳腺炎とは、大きく分けて2種類あります。
非感染性乳腺炎:母乳が乳腺に詰まってしまい起きる。
感染性乳腺炎:乳輪や乳糖から細菌が入り乳腺で炎症が起きる。
どちらも乳腺に炎症がある状態のことをさします。一般的に非感染乳腺炎の人が多いです。しかし、非感染乳腺炎をほっといてしまうと、中で化膿してしまい、感染性乳腺炎に進展してしまうことがあります。少しでも早く対処することが大切です。

胸を痛がる女性の写真

 

乳腺炎の症状

乳腺炎はまだ乳腺がしっかりと開いていない、生後すぐ〜6週間以内に発症することが多いと言われています。しかし、8ヶ月を超えた時に起きたなどの事例もあり、いつでも起こりうる症状です。授乳期に起こることが一般的です。

症状

・体のだるさ
・発熱
・おっぱいの腫れ
・おっぱいの赤み
・おっぱいが硬くなる
・おっぱいにしこりができる
・膿が出る(感染性の場合)
・関節の痛み

などがあります。熱は38度や40度程出る人もいます。おっぱいが痛いだけでなく、高熱とだるさが一気に押し寄せてきます。

赤ちゃんを抱っこする女性の写真

乳腺炎の原因

授乳回数が少なかった、時間が空いてしまった。おっぱいに母乳が残ったままだった。など、おっぱいに母乳が溜まっていると、乳腺が詰まってしまい乳腺炎の原因になります。
その他、夜中の授乳でママが寝不足と疲れが溜まっていると、乳腺が詰まりやすくなると言われています。サイズの合っていない、締め付けの強いブラジャーも原因になると言われています。

乳腺炎治療法

おっぱいにちくちくとした痛みを感じたら、乳腺炎の初期症状かもしれません。すぐにお医者さんに相談しましょう。乳腺炎になるとおっぱいが硬くなります。この硬くなったおっぱいをほぐし、溜まった母乳を搾り出す「おっぱいマッサージ」というものをしてくれる病院もあります。実は、このおっぱいマッサージがなかなか痛いです。乳腺炎が進行していると、快熱剤や、抗菌薬、葛根湯などを処方されることもあります。授乳中にも安心して飲める薬を処方してくれる事が多いので、授乳を続けたいからと病院に行くことをためらわないようにしましょう。乳腺炎が進行し、感染性乳腺炎になり化膿すると、場合によっては切開をして膿やしこりを取り除かなくてはいけなくなります。早めの受診を心がけましょう。

料理中に熱のでている女性の写真

乳腺炎予防方法

とにかくおっぱいを空にすることが必要です。しっかりと赤ちゃんに飲んでもらうこと、赤ちゃんが飲みたくないようであれば搾乳することも一つの手段です。お母さんは、体を冷やさないように気をつけてください。冷えるとおっぱいが出にくくなります。
その他、脂っこい食事は避けましょう。体質にもよりますが、バター・チーズ・生クリームなどを多く含む食事を摂ると、母乳が詰まりやすくなります。ピザやグラタンなどの洋食は控えた方がベターです。

ピザの写真

乳腺炎まとめ

乳腺炎はママによくある症状です。乳腺炎になったかな?と思えば、すぐにお医者さんに相談しましょう。乳腺炎はひどくなる前に治療すると、早く簡単に治ります。


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